とんとんと。

細々とフリーランスやってる2児の母の記録。旧:境界型糖尿病の働くママの妊娠・出産・育児日記

お金がかかる夫の趣味。好きなことを手放さないでほしいという、妻の思い。

久々に、夫の話。

私は夫が大好きなのですが、夫が趣味に没頭する姿も大好きです。

夫の趣味はお金がかかるけど…

夫の趣味は、主に3つ。

  1. 20代の頃から大切に乗っている、ヴィンテージバイク
  2. 古い年式のジムニー(MT車)
  3. アウトドア

どれも、そこそこお金がかかる趣味。特に、1と2は、メンテナンスにちょこちょこお金がかかります。特に、ヴィンテージバイクは数年前にローンを組んでフルリストアしており、まだローンを払い続けています。

我が家の世帯年収は、いわゆる中の下、もしくは下の上?くらい。はっきり言って、世帯年収に見合わないくらい、夫は趣味にお金をかけていると思います。

それでも、私は趣味をやめてほしいと思ったことはなく、むしろ一時期バイクを売ろうかと考える夫を止めるほどでした。

なぜ応援したいのか

理由は3つ。

  1. 夫の宝物で、夫の大事な世界の1つだから。その世界にいる夫が、とってもキラキラしているから。
  2. お金はかかるけど、金銭管理をしっかりしているから。
  3. たまに、夫の世界を覗けるのが私も楽しいから。

昨日は、久々に夫の趣味の1つ、ヴィンテージバイクの世界を覗き見させてもらいました。

数日前から、少し調子が悪かった夫のバイク。そのメーカーの修理を専門にするお店まで、2人でバイク乗ってお出かけました。

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バイクの後ろに乗せてもらい、走り出す時の気持ち良さ、空の綺麗さ、普段車に乗っている時と大きく異なる視点がとっても新鮮で楽しかったです。

終始安全運転で、時々「寒くない?」と聞いてくれる夫。惚れ直すよー。

バイクを走らせること小1時間。大通り沿いにひっそりと佇むお店に到着しました。古いバイクがたくさん並ぶガレージに、渋い雰囲気の店主。夫がいなかったら、出会うことのなかった世界です。まるで、小さい子どもが大人の世界に紛れ込んだような感覚。ちょっとドキドキしながら店主の方とご挨拶し、夫の後ろで2人のやりとりを見ていました。

好きなことを、手放さないことの大切さ

悲しいかな、私はいま、夫のような趣味があんまりありません。あえて言えば、ブログを書く事、マンガを読むこと、たまにお菓子を作ることくらい。

学生時代は絵を描くことが大好きで、原宿の路上でイラストを販売している時期もありました。しかし、プロを目指す人たちの中で、自分の絵の下手さやイラストの販売枚数ばかりが気になって、いつしか絵を描くことができなくなりました。

必要以上に周りと比較し、周りの評価ばかり気にして、自分を自分で否定してしまったんですね…。そんなことしないで、自分の「好き」をもっと大事にしてあげればよかったな、と今は思います。

娘も、周りになんと言われようと、自分の好きなものを大事にしてほしいと思います。下手だって良い、ほかの人より優れていなくたって良い、途中で飽きてしまっても良い。好きなものに没頭した時間は、何よりの宝物だと思います。

途中でやめてしまったけど、絵を書くことに没頭していろんな人と出会えたあの頃の思い出は、いまも私の宝物です。(ちなみに、イラストの販売で得た経験は、仕事に対する価値観の原点になっています。就活でもめっちゃ役立った。)

 

夫の趣味の話から、だいぶ横道にそれました。自分の好きなものを、きちんと大事にする夫のことを、尊敬しちゃうな~好きだな~というお話でした。

ちゃんちゃん!

 

 

山と食欲と私 1 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私 1 (BUNCH COMICS)

 

 妊娠・出産してから離れてしまった登山の趣味。この本を読んでると、夫や友達、当時の仕事仲間と思い出が蘇るとともに、なぜか切ない気持ちになる!また山登りたいい!