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細々とフリーランスやってる2児の母の記録。旧:境界型糖尿病の働くママの妊娠・出産・育児日記

妊娠糖尿病だった妊婦の2人目出産レポ①妊娠糖尿病の発覚~臨月まで

妊娠中期(妊娠5ヶ月)に妊娠糖尿病と診断された、妊婦の出産レポです。(4年ぶり2回目)

今回の出産は、結論から言うと

  • 赤ちゃんに妊娠糖尿病の影響(巨大児や出生後の低血糖など)はなし
  • 母子ともに元気
  • 陣痛時間2時間40分の超スピード出産&安産

となりました!

この出産レポ①では、妊娠中のダイジェスト的な感じで

  1. 妊娠糖尿病の発覚(妊娠3ヶ月)から臨月まで
  2. 食事療法のやり方と病院選び

について書いています。

この出産レポが、妊娠糖尿病になった方のご参考になれば幸いです。

前提:私の妊娠糖尿病の程度

インスリン注射はなし。食事療法である「分割食」のみを行いました。分割食とは、1日の食事を5~6回に分けて食べる食事療法です。(食事療法のやり方については後述)

なお、4年前に第一子を妊娠した時も妊娠糖尿病になりました。

妊娠3~4ヶ月:妊娠初期の血液検査でひっかかる

妊娠初期の検査(妊娠3ヶ月/妊娠10週)で血糖値の検査にひっかかり、3週間後に糖負荷検査を受けました。ブドウ糖が入った甘いサイダーを飲んで、飲む前・飲んだ後の血糖値の推移を測る検査です。

結果、食後2時間の血糖値がギリギリ基準値アウト!ということで、妊娠4ヶ月に入ったところで妊娠糖尿病と診断されました。

ちなみに、重度妊娠悪阻で入院したのもこの頃。食べられない・飲めない状態だったため、つわりが落ち着くまで本格的な治療は見送りました。

妊娠5ヶ月:妊娠糖尿病の検査入院

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つわりが少し落ち着いた頃、今後の治療方針を決めるため出産予定の大学病院で検査入院しました。

600kcalの食事を3回食べて、毎食ごとに食前・食後の血糖値を測るだけの非常にのんびりした入院生活でした。1泊2日で、入院費用は2万円弱でした。

入院中の血糖値の結果は、

  • 食前の血糖値…オールクリア
  • 食後2時間の血糖値…基準値を超えたのは1回のみ

ということで、医師からは、「糖質の取りすぎに気を付ければ、今のところは普通の3回食で大丈夫だろう」と言われました。

なお、血糖値がオーバーした時の献立は豚カツ(揚げ物)で、さらに食後のんびりベッドで過ごしていたのが良くなかったのだと思われます。

▽その時の食事

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食後の血糖値が最も低かったのは、お魚メインの献立+食後にシャワーを浴びた時。シャワーを浴びること(=軽い運動?)により、血糖値が下がったのではと考えられます。

  1. 脂質を控える
  2. 食後に軽い運動をする

この2点に気を付けて、しばらくは普通の食事で過ごすことにしました。

▽検査入院レポはこちら。

妊娠8ヶ月:食後血糖値が下がりにくくなり、本格的に分割食をスタート

▽低カロリー食材を駆使した献立

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つわりが長引いたこともあり、妊娠6ヶ月まではカロリー計算をほとんどしていませんでした。なるべくバランスの良い食事を心がけていた程度。

4週間ごとに血糖値の検査をしていましたが、特に問題なし。前回の妊娠時と異なり、切迫早産で安静にする必要がなく、動いていたのが良かったのでしょうか。

▽妊娠6ヶ月最後の日。血糖値は問題なし

本格的な分割食を始めたのは妊娠8ヶ月に入ってから。

妊娠7ヶ月の時の検査で、血糖値が上がり気味と言われました。さらに、引越し・長引く娘の体調不良・私自身の体調不良で溜まったストレスを甘い物で解消するという妊娠糖尿病患者にあるまじき行為を重ねていたら、体重が急増して危機感を覚えたのです。

医師と相談して、この頃から本格的に分割食を始めることにしました。

そこから38週6日で出産するまで、時々息抜きをしながらも分割食のみで血糖値をコントロールすることができました。

妊娠10ヶ月:妊娠糖尿病外来を卒業!

まだ産後のフォローアップも残っていますが、妊娠中の妊娠糖尿病外来はこの日で卒業!

大学病院なのでその日によって外来の医師が違うのですが、この日の医師はたまたま重度妊娠悪阻の頃に吐きそうになりながら受診した時と同じ方でした。長い間よく頑張ったね、と言われてじーんときました。

 

以上、妊娠糖尿病の発覚から出産直前までのエピソードでした。

 

次は、私の食事療法のやり方と病院選びについてです。

私の食事療法のやり方と病院選びについて

食事療法のやり方(過去記事まとめ)

病院から指導された食事療法の内容は以下の記事にまとめています。

4年前の記事ですが、今回もほぼ同じやり方で分割食を実践しました。

なお、カロリー計算は「あすけん」というアプリを使いました。出産までの期間限定だし、と思って月額300円のプレミアムプランに登録してフル活用!

食事内容を分析して、塩分量や脂質、鉄分・カルシウム・ビタミン類の摂取状況をリアルタイムで見られる機能が便利でした。

妊娠糖尿病の経産婦の病院選びと転院の流れについて

今回も妊娠糖尿病になることを見越して、1人目と同じ大学病院での出産を希望していました。

ただ、今回の妊娠の半年前に、妊娠3ヶ月で初期流産を経験しました。そのため、胎児の心拍が確認できるまでは近所の個人医院にかかり、その後、1人目と同じ大学病院(片道30分以上かかる)に転院するという形にしました。

転院の流れはこんな感じ。

  1. 分娩希望の大学病院に電話で転院したい旨を相談、産婦人科の予約を取る
  2. 個人医院に事情を説明し、紹介状を書いてもらう
  3. 大学病院を受診、その日のうちに分娩予約を取る

妊娠糖尿病の既往歴があることを伝えたら、スムーズに転院できました。

 

以上、妊娠糖尿病の妊婦の出産レポ①でした。

続きはこちら。

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▽毎日の食事療法の記録(食事のカロリー、写真あり)

▽来客やイベントがある日はカロリー計算はお休み!

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